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2016年10月末までの運用実績 [投資・資産運用]

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【当サイトの運用ポートフォリオの運用実績】
 足下、2016年10月は、▲1.86%となり、他ファンドと比べても大きなマイナスとなりました。これは為替ヘッジ付き外国債券の投資比率を50%以上とし、下落リスクに備えたポートフォリオとしているところに、米国の利上げ観測の高まりから世界的に金利が上昇し、債券が売られたことが最大の原因です。また10月は米国の利上げ観測から米ドル高円安が進みましたが、ポートフォリオの8割以上を為替リスクのないポジションとしているため、円安の恩恵を受けられなかったことも響きました。

 今後の投資方針としては、引き続き、為替ヘッジ付き外国債券の投資比率を高位に保ち、警戒的な運用を行っていきます。目先は、米国の大統領選でトランプ候補の当選への警戒から市場は調整しておりますが、クリントンが勝っても米国政治の先行き不透明感は払拭されず、逆にトランプが勝っても一時的なショックはあったとしても、その後はしばらく様子見になると見ております。従って、大統領選の結果は、市場動向に長期的な方向感を与えることはなく、結局もっとも重要なものは、やはり米FRBの政策だと思います。
 12月に米国は利上げを行うと予想しておりますが、米国の長期金利は利上げ後は上昇しないと見ております。昨年12月も米FRBは利上げを行いましたが、利上げ後に世界的に市場が混乱したため、リスクオフの状況となり、米国の長期金利は低下しました。今回も米国の利上げは、市場の混乱を招き、結局債券が買われ、金利は低下、為替は円高になるパターンを予想しております。

運用パフォーマンス① Oct2016.png

運用パフォーマンス①3 Oct2016.png

 2014年4月の運用開始から2年7カ月を経過しましたが、当ポートフォリオのリターンは2016年10月末現在+11.87%となっております。(注:投信の販売手数料および信託報酬は控除後、解約時の信託財産留保金などのコストおよび投信の売却益に伴う税金は考慮していません。)2014年度(2014年3月末~2015年3月末)+12.34%、2015年度(2015年3月末~2016年3月末)+0.23%、2016年度(2016年3月末~直近)▲0.65%となっております。

 運用開始以来、投資リターンを下ブレリスク(下表の下方偏差)で割ったソルティノ・レシオが最低水準でマイナスリターンを極力抑えながら、高い投資リターンを狙う投資戦略を実践しております。下ブレリスクを年率2.63%に抑制、年率+4.44%の投資リターンを確保し、概ね投資戦略通りの結果を上げています。

 これまでのところ、手数料の高い投資信託のアロケーションファンドを購入するよりも、 当サイトのモデルポートフォリオどおりにインデックスファンドに分散投資する方がリスクを抑制しながら安定したリターンを獲得できています。またモデルポートフォリオは、投資対象のインデックスファンドがすべてノーロード(販売手数料ゼロ)ですので、販売手数料を払わなければならないアロケーションファンドと比べて、コストでも有利です。

運用パフォーマンス①2 Oct2016.png

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